News

ハウデン、フォーサイトの買収および相部氏の就任により キャプティブ事業および元受保険仲介事業に参入

Published

Read time

  • フォーサイトグループは、保険仲介事業に加え、キャプティブ保険のコンサルティングおよびマネジメントサービスを提供しています。 この買収により、ハウデンは既存のグローバルのキャプティブ関連サービスをさらに強化します。
  • ハウデンジャパンの元受保険仲介事業の責任者に相部氏が就任します。
  • 今回の発表は2024年7月にハウデンが「ハウデンリージャパン」を設立し、日本の再保険仲介市場に本格参入した動きに続きます。

2024年9月17日 東京 – 世界的な保険仲介グループであるハウデンは、本日、フォーサイトホールディングス株式会社(以下「フォーサイト」)を買収し、相部 卓也(あいべ たくや)氏をハウデンジャパンの元受保険仲介事業のCEOに任命することにより、日本の元受保険仲介およびキャプティブコンサルティング・マネジメント市場に参入することを発表しました。 相部氏は、マーシュジャパンで20年以上にわたり数々の要職を歴任し、直近ではギャラガージャパンのCEOを務めていました。 今回の発表は、ハウデンが質の高い事業と有能なチームに投資することにより、キャプティブ等の専門的な保険仲介サービスを日本市場において展開していく戦略の一つです。

フォーサイトは2005年に設立され、保険仲介サービスのライセンスを持つ、複数の会社で構成されるグループです。今回の買収により、ハウデンは日本のお客様に対して革新的なリスクソリューションをご提案できるようになります。また、フォーサイトは日本国内におけるキャプティブコンサルティングサービスに加え、ミクロネシア、シンガポール、ハワイにおいて、キャプティブマネジメントサービスを提供する体制を整えております。

フォーサイトは東京に本社を構え、6つの拠点に17名のスタッフを擁しています。 経営陣は、日本の主要な保険会社で要職を歴任しており、 現在13社の大手日本企業のキャプティブ保険会社の管理を行っています。

ハウデンは、2024年2月に英国でARMホールディングスを買収しており、今回の買収はそれに続くものです。 ARMホールディングスは、ヨーロッパでは最大級の独立系保険マネジメント会社の一つで、キャプティブ保険会社の設立および管理事業に特化しています。 フォーサイトの買収を通じ、ハウデンは世界で約100のキャプティブ事業を管理することになります。

ハウデングループジャパンCEO 多田 健太郎氏は、次のように述べています。

「フォーサイトの買収は、日本のお客様に対して様々なサービスを提供するための大きな一歩となります。これにより、ハウデンジャパンは、再保険およびILS(保険リンク証券)に加え、元受保険仲介やキャプティブマネジメントサービスもご提供できるようになります。 浜田氏が築き上げたフォーサイトは、お客様から素晴らしい評価をいただいており、高度なスキルを持つメンバーも揃っています。このチームが加わり、ハウデングループジャパンの事業はさらに前進してまいります。

また、相部氏を迎えられることを大変喜ばしく思います。 相部氏の長期にわたる国際的なブローカー経験とハウデンのグローバルなプラットフォームの組み合わせにより、ハウデンジャパンは日本のお客様にファーストクラスのサービスを提供していくことができます」

フォーサイトグループのCEO 浜田 健一郎氏は次のように述べています。

「約20年にわたり事業を成長させてきました。今回のハウデンの傘下に入ることは我々にとって更なる成長のための重要な一歩です。この合併により、私達の専門知識とハウデンのグローバルな力が結集します。 お客様により良いサービスをご提供し、非常に細分化されたキャプティブ市場においてリーダー的な地位を築くことが可能になります。」

ハウデングループジャパンの元受保険仲介事業CEO 相部 卓也氏は次のように述べています。

「日本における保険仲介の役割がかつてないほど期待されるこの時期に、ハウデンに参加できることを大変嬉しく思います。これまでの経験を活かし、日本のお客様に貢献するとともに、ハウデンジャパンの成長にも共に参加できることを楽しみにしています。」