英国系のグローバル保険ブローカーのハウデン ホロスの株式取得により国内保険代理店業に本格参入
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- ホロスホールディングスは、日本全国 20 か所の拠点で 400名以上の保険募集人を擁する子会社のホロスプランニング株式会社を通じ、乗合型の大規模な生損保代理店業を展開しています。
- ハウデンは、今回のホロスホールディングスの株式取得により、日本国内の保険代理店業に本格参入します。
- 本株式取得は、2024 年 2 月の「キーストーン ILS キャピタルとの資本業務提携」、同年 7 月の「ハウデンリージャパンの設立」、同年 8 月の「フォーサイトグループの買収」に続く、ハウデンの日本国内における事業拡大戦略の一つとなります。
2025年7月 1 日 東京 – 英国発の世界的な保険ブローカーであるハウデンは、本日、株式会社ホロスホールディングス(以下「ホロス」)の約 68.3%の株式を取得し、日本国内の保険代理店業に本格参入することを発表しました。今回の株式取得は、キャットボンドなどの資本市場を活用したリスクソリューションを提供するキーストーン ILS キャピタルとの資本業務提携(2024 年 2 月)、再保険仲介を行うハウデンリージャパンの設立(同年 7 月)、キャプティブのコンサルティングとマネジメント事業を中心に保険ブローカー業を営むフォーサイトグループの買収(同年 8 月)に続く、同社の日本市場での新たな事業展開となります。
ハウデンは、高い専門性が求められる法人向けのリスクマネジメントサービスを得意分野としてグローバル展開しながら、本社拠点がある英国では個人向けの来店型ショップを展開しており、アジアでは富裕層向けに生命保険の仲介サービスを提供するなど、地域特性にあった事業展開をしております。
ブローカーの活用を含む保険流通の変革ニーズが高まりを見せる日本においても、ハウデンは、法人と個人(企業の従業員向け保険契約を含む)の顧客に対して、生命保険、損害保険それぞれの分野で質の高いサービスを提供していく戦略を掲げております。 ホロスはハウデングループに加わることにより、これまでの生保事業に加え、損保事業の顧客サービス体制を拡充していくことになります。
ホロスの中核子会社であるホロスプランニングは、2001 年にソニー生命出身の堀井計氏により設立され、現在は、全国 20 拠点で 400 名を超える募集人が勤務する大規模な乗合保険代理店です。同社は、生命保険協会が定める業務品質評価基準を満たした認定代理店 110 社のうちの一つであり、保険募集に関する高い業務品質が顧客および保険会社から評価されています。 堀井氏は、保険乗合代理店協会の名誉理事長を務めています。
ホロスホールディングスの CEO 堀井計氏は次のように述べています。
「25年間、社員とお客様に支えられホロスの事業を成長させてきましたが、国内保険業界が新たなステージに変わろうとするこの機に、当社はハウデングループに加わることを決めました。ホロスの生命保険分野を中心とした長い経験と実績、ハウデンのグローバルなリソースと損保法人分野における高度な専門性、この二つの力を結集させることにより、今以上にお客さまから愛され信頼される企業グループとして成長発展していく所存です。」
ハウデングループジャパンの CEO 多田健太郎は次のように述べています。
「ホロスとハウデンは、社員一人ひとりの自主性を重んじながら、お客様に最適な保険サービスを提供し、お客様に喜ばれながら社員も楽しむ、という点で企業文化が似ています。 お客様の信頼を得ながら、事業を成長させる喜びをホロスの皆さんとともに分かちあいたいと考えております。」
ハウデン CEO(最高経営責任者)である David Howden CBE は、次のように述べています。
「私たちは創業以来、最高のサービスを提供するためには、地域に根ざした高度な専門性が不可欠であると考えてきました。ホロスは、日本市場において豊富な実績と卓越した専門知識を有しており、今回の株式取得により、個人、中小企業、大手企業、そして保険会社のお客様に対して、元受保険から再保険に至るまで、全国規模で包括的なサービスを提供できる体制が整いました。 この取り組みは、ハウデンにとって重要な転換点であり、日本という魅力的な市場に対する、私たちの永続的かつ揺るぎないコミットメントを示すものです。」